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顎関節症・歯ぎしり

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顎関節症とは

顎関節症と呼ばれる病気の症状を訴える患者の数が先進国を中心に急激に増えているようです。今では、顎関節症は、歯周病やむし歯と並んで歯の3大疾患のひとつに挙げられるほど大きな社会問題になりつつあります。現代社会に蔓延する顎関節症とは、いったいどんな病気なのでしょう。自覚症状のない人も含めると、現代人のふたりにひとりは潜在的な患者といわれる病気の正体を探ってみましょう。

顎関節とは?

食事や会話をする時に動く上あごと下あごを結ぶ関節を顎関節といいます。こめかみの下あたりに指をあてて下あごを動かしてみると、顎関節の場所がわかります。

顎関節症ってなに?

顎関節症とは、顎関節およびあごを動かす筋肉(咀嚼筋)の痛みや、口を開け閉めする際の音(クリック音)や、開けづらいなどのあごの運動異常など、これらの症状を総括して顎関節症といいます。また、これらのうち1つでも症状があれば顎関節症と診断されます。

顎関節症の代表的な症状

  • 大きく口を開けることができない
  • あごを動かそうとすると、あごの関節のあたりが痛む
  • こめかみが痛む
  • 噛む位置が定まらない
  • 偏頭痛や肩こりがする

どうやって治療するの?

顎関節症 どうやって治療するの?

顎関節症にはいろいろな症状があり、中には病態の異なるものが顎関節症状を引き起こすことがあります。あごの痛みが骨折や炎症などによる場合は治療法がまったく違ってきます。どういう症状かを判断し、必要があれば大学病院等でMRIやCTなどの画像診断を行います。
治療はほとんどが保存的治療(手術などの外科的な治療でないもの)で、スプリント療法(マウスピース)、理学療法、薬物療法(消炎鎮痛剤など)などが主体です。
また頭痛、肩こり、背中の痛みなどが、かみ合わせの治療で治るという概念は医学的・科学的根拠に乏しく、治療にあたっては慎重でなければなりません。

歯ぎしり(ブラキシズム)とは

歯ぎしり(ブラキシズム)は無意識、無目的に行われる異常習癖であり、動作が行われる際には咀嚼筋群の異常緊張と、それに伴う歯および歯周組織への炎症性破壊、さらに顎関節への異常な負荷がかかることにより関節円板の転移などが生じる場合もある。歯周組織の破壊により、歯ぎしりする人の6割以上が歯周病を併発していると言われる。

歯ぎしり(ブラキシズム)の分類

  • グラインディング
    上下の歯を臼のごとくすり合わる運動(臼磨運動)を行う。ギシギシと音を立て、咬頭に異常な力が働くので、歯質の崩壊を招きやすい。睡眠時に多く、一般に呼ばれる『歯ぎしり』はグラインディングを指すことが多い。
  • クレンチング
    上下の歯を静的に強く噛み合わせる動作を言う。覚醒時に無意識に発現していることが多く、自覚症状は勿論、他覚症状もほとんど無いために発見が遅れることがある。
  • タッピング
    上下の歯を動的にカチカチと噛み合わせる動作を言う。

どうやって治療するの?

どうやって治療するの? ブラキシズム

歯ぎしり(ブラキシズム)の治療法としては咬合調整、薬物療法、パイオフィードバック療法、スプリント療法、ストレスマネージメント療法などがあります。
当院では、個々の患者様の症状に合わせ、上記治療法を組み合わせて対応しています。